「もう何年も英会話スクールに通っているけれども、一向に英語が上達しない。」英語学習者の方とお話をしていると、こんな声を聞くことが少なくありません。英会話スクールは日本にいながらにして英語を学ぶことができる貴重な場所ではありますが、英会話スクールに通ってさえいれば勝手に英語が上達するかというと、決してそうではないのが現実です。
そこで、今回は英会話スクールへの通学で成果を出すためにぜひとも意識しておきたいポイントを5つご紹介したいと思います。
まずは、「なぜ英語を学ぶ必要があるのか」「いつまでに」「どのレベルまで到達したいのか」という目標を明確に決めましょう。この目標は「今年の年末までにTOEICで900点を取る」「来月までに英語で自己紹介ができるようになる」といったできるかぎり具体的かつ測定可能なものにするのがポイントです。そして、その目標を設定したうえで、目標実現に向けた現状の課題を明確にします。目標と課題が明確になれば、あとはそのギャップを埋めるための行動計画を立て、実行するだけなので、英語学習の迷いがなくなり、モチベーションが維持しやすくなります。
日本人が英語を習得するためには2,200時間が必要だと言われており、中学や高校などの通常の教育課程で学んだ1,200時間を除いたとしても、大学生や社会人になってから最低でも1,000時間は英語学習にあてる必要があると考えられています。仮に1,000時間を週1回2時間のレッスンだけで賄おうとすると、10年近く時間がかかってしまう計算になります。このように、そもそも日本人が英語習得に必要な時間を考慮すると、英会話スクールでのレッスン時間だけでは到底学習量が足りないことが分かります。そのため、英会話スクールに通学する場合でも、自宅での学習時間の確保は絶対に必要となります。レッスンの予習・復習はもちろん、通勤時間や休日などを利用して自主的に学習に取り組む習慣をつけましょう。
英会話スクールでのレッスンは、日々のインプットの成果を試す貴重なアウトプットの場となります。レッスン時間中はできる限り集中して臨むように心がけましょう。また、レッスン時間中の遠慮は禁物です。英語が苦手な方でも恥ずかしがらず、分からないことがあればすぐに質問してその場で解決する、発言を求められたら積極的に英語で発言するなど、レッスン時間を最大限有効に活用しようとする努力が必要です。特にグループレッスンの場合は積極性がないと時間を無駄にしかねないので強く意識しましょう。
英語学習のモチベーションを維持しつつ着実にレベルアップをしていくうえで大事なことは、定期的に自身のレベルをチェックする習慣をつけることです。おすすめはTOEICやTOEFLなどの公開試験を受験することですが、費用がもったいないという方は模試や参考書などを活用するのもよいでしょう。自分自身の英語力が上がっているということをスコアなど客観的な基準で把握できると学習に対するモチベーションは上がりますし、逆に変化がない場合は何かを変える必要があることに気づくことができます。定期的にレベルチェックを行い、常に英語学習のPDCAサイクルを回していくことが重要です。
最後のポイントは、ずばり「楽しむ」という点です。英語学習そのものを楽しむことができれば、無理をしなくても自然と英語力は高まっていきます。英語学習を楽しむうえで大事なポイントは、自分が好きなテーマや教材を利用して英語に触れるという点です。例えば英語の字幕で好きな英語を見る、自分が好きな海外の俳優のソーシャルアカウントをフォローするなど、楽しんで英語に触れることができる時間を増やすようにしましょう。「この人の英語を全て聞き取れるようになりたい」「この人のブログを全て読めるようになりたい」といった気持ちが、英語学習の動機づけとなって成果を高めてくれます。
いかがでしょうか？英会話スクールへの通学を検討している方や現在すでに通学しているけれどもなかなか成果が上がらず悩んでいるという方は、ぜひ上記5つのポイントを意識してみてください。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）は「挫折しない英語学習」をコンセプトに掲げており、カウンセラーが受講生ひとりひとりの目標設定と課題把握、目標実現に向けた計画の作成までを丁寧に支援しています。
また、RSLCではレッスン中のノートはすべて講師がとるため、受講生は100％レッスンに集中することができるほか、レッスン内容は毎回録音され、オンラインシステムに保存されるため、自宅学習もオンラインで効率的に行うことができます。このオフラインとオンラインのブレンデッド型学習システムにより、英語学習の成果を最大化するための環境を整えています。
RSLCのレッスンに少しでも興味がある方は、ぜひ一度お気軽に無料体験レッスンにお越しください！
