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すれ違いをしないために文化の違いを知ろう!英語のコミュニケーションで必要となる3つの事前知識

すれ違いをしないために文化の違いを知ろう!英語のコミュニケーションで必要となる3つの事前知識

英語は間違えていないはずなのに、なぜか海外の人とうまくコミュニケーションがとれないと感じた経験のある人もいるのではないでしょうか。海外の人と円滑にコミュニケーションをとるためには英語力も必要ですが、相手の文化を理解することが不可欠です。英語だけ話せれば大丈夫と安心していては、思わぬところで誤解が生じてしまうことも。今回は、英語でコミュニケーションする上で知っておきたい3つの文化の違いについて紹介します。

日本語圏と英語圏の文化の違いを知ろう

同じ日本で育っていても、人によって価値観や生活習慣などは違うものです。ましてや、国が違えば、その違いにカルチャーショックを受けることもあるでしょう。それでは、日本と英語圏の文化の違いにはどのようなものがあるのでしょうか。日本と英語圏の文化の違いについて詳しく見ていきましょう。

結論を先に述べる

まず、日本と英語圏の文化で大きく異なる点は、話す内容の順番です。理由や背景を話した後に結論を伝えることが多い日本と比べ、英語圏では、まず結論から先に伝え、その後で理由や背景などについて述べます。

例えば、「自然が豊かで治安もよく、食べ物もおいしいので日本はとても住みやすい国です。」という日本語を考えてみましょう。「日本はとても住みやすい国だ」という結論を最後に伝えています。これを英語で言うと、"Japan is a great place to live because nature is abundant, it is safe and the food is delicious."となります。英語では"Japan is a great place to live"という結論が最初にきています。

大切なことを先に伝えることにより、話の行きつくポイントが事前にわかるので、聞き手のストレスが軽減されます。結論を最後まで言わずに話を進めると、回りくどい印象を与えてしまうことがあるので注意しましょう。

謙虚が美徳とは限らない

日本では、謙虚であることが美徳とされる傾向にあります。自分を下げることにより、相対的に相手を立てるという謙虚さは、相手を思いやる気持ちが表れた日本特有の素晴らしい文化の1つです。しかし、海外の人にとってこの謙虚さは、時には「自分に自信がない」「自分の意見がない」とネガティブに受け取られてしまうこともあります。

例えば「ピアノがとてもお上手ですね。」と褒められたとしましょう。それに対して「いえ、そんなことはありません。」と謙虚に答える日本人も多いことでしょう。しかし、このような自己卑下な返答を英語圏の人が聞くと「self-esteem(自尊心)が足りない」など、違和感を覚えてしまうのです。

英語圏、特にアメリカなどでは、自分をいかに売り込むか、いかに出る杭になるか、など自分の長所を他者にアピールすることが好まれる傾向にあります。そのため、相手から自分の長所などを褒められた時は、"Thank you. I have been playing the piano since I was three. I won a music contest last year."(ありがとうございます。ピアノは3歳からしています。去年は音楽コンクールで賞をもらいました。)と答えるなど、自信を持って自分の特技や強みをアピールするようにしましょう。

対立する意見についての姿勢

もし誰かが、あなたが伝えた意見と違う意見を言った場合、どのように感じますか?自分の意見が間違っていただろうかと不安になる人もいれば、自分の意見に同調してくれない相手に対して不快感を覚える人もいることでしょう。思わず怒りを相手にぶつけて、口喧嘩に発展することもあるかもしれません。

日本では、正誤に関わらず、他の人と意見や行動を合わせることにより、周囲との「和」を好む傾向にあります。そのため、「自分と違う意見=自分への攻撃、和を乱す人」と思ってしまう人が多いようです。

しかし、海外では自分の考えをしっかりと持ち、それを論理的に相手に伝えることが大切であるとされています。そういった価値観が背景にあるので、自分とは対立した意見を相手が述べたとしても、日本人と比べて客観的に受け入れることができる人が多いのです。

アメリカなどの欧米諸国では、幼い子供でも両親や先生から、"What do you think?"と自分の意見について聞かれます。小学生になると、学校でもディベートの時間があり、ある問題について賛成派と反対派に分かれてそれぞれの意見を出し合います。自分の意見を持つこと、相手の意見を聞くこと、またお互いの意見を出し合い対話することを通じ、より正しい答えを導くことなどを学びます。反対意見でも一意見として認めることができる技術が培われているのです。

日本との文化の違いに戸惑う人がいるかもしれませんが、海外では遠慮せずに自分の意見はしっかりと相手に伝えましょう。また、たとえ相手が自分とは違う意見を述べたとしても、それを敵視せず客観的に受け入れ、論理的に対話するように心がけることが大切です。

まとめ

グローバル化が進む中で、海外の人とのコミュニケーションツールとしての英語学習は必須となってきています。同時に、相手の文化や価値観を知り、お互いの違いを認め合うこともとても大切です。自分の文化を絶対視せず、違う国の文化や価値観でも尊重し柔軟に対応できるよう心がけることにより、海外の人とでもより良い関係を築くことができることでしょう。

なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、日本人英語学習者の特徴を知り尽くした講師が授業を行いますので、文化的な違いなどが気になった場合には、ぜひ積極的に質問してみてください。

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