英語を学習している方の中には、「自分の発音が果たして正しいのかわからない」という方も少なくないのではないでしょうか。英語の正しい発音が身についていないまま、自己流の発音で英語を話していると、「使っている文法や単語は正しいはずなのに、英語ネイティブに自分の話す英語を聞き取ってもらえない」ということになってしまいがちです。
英語の発音学習にしっかり取り組んだことがなく、なんとなく英語を発音しているという方は、適切なトレーニングを行い英語の発音を矯正することをおすすめします。今回は、発音矯正に有効なトレーニング法をご紹介していきたいと思います。
間違った英語の発音をしてしまっている状態を正すためにまず行う必要があるのは、英語の正しい個々の音をしっかり学ぶことです。
英語には日本語に存在しない音が数多く存在しています。そして、人間の脳は自分が知らない言語の音を聞いた時、知っている言語の近い音に置き換えて認識するようにできています。そのため、「日本語にはない英語の音」をきちんと習得していない場合、日本語の似た音に置き換える、ということを自然と行ってしまっている可能性が高いです。しかし、それでは英語ネイティブには英語が正しく伝わらなくなってしまいます。
正しく英語を発音出来るようになるための第一歩として、まずは英語の個々の音の違いをきちんと知り、区別できるようになることが大切です。
英語を正しく発音するために習得しなければいけないのが、英語の正しい口の形と舌の位置です。英語の発音は、英語を聞くだけでは上達しません。日本語と英語では口や舌の使い方が大きく異なるため、実際に自分で英語を正しく発音する練習を行って、英語を話す際の顔の筋肉の使い方を覚えていく必要があります。
英語を発音する際の正しい口・舌の使い方をマスターするには、発音練習用の教材などを使用し、音声を聞きながら実際に声に出して発音する練習を行うと効果的です。練習する際は鏡を見て、お手本と同じように口の形や舌の位置を作れているか確認しながら行ってみましょう。
英語を発音する際の口・舌の使い方を学べる教材は数多く存在しますが、テキストと音源だけでは分かりにくいという方も多いでしょう。YouTubeなどの動画サイトで英語発音の解説動画をたくさん見つけることができるので、動画を見ながら真似するのも分かりやすくおすすめです。
日本人が英語の発音を苦手とする理由の一つとして、日本語と英語ではイントネーションや抑揚などの付け方が違うということが挙げられます。日本語の話し方は、英語の話し方と比較すると平坦で強弱をつけるところも少ないです。そのため、日本語を話す時と同じ要領で英語を話していると、ネイティブにとっては不自然で聞き取りにくい英語発音となってしまうのです。
これを改善するのに効果的なトレーニングが、「シャドーイング」です。シャドーイングとは、音声を聞きながらワンテンポ遅れて影のように音声を追いかけて、音声の真似をして発声するトレーニングです。
シャドーイングでは、聴こえた音声の真似をして英語を発するという行為を通じて、英語特有のイントネーション、アクセントやリズム感を体得することができます。それによって、癖づいてしまっている自己流の英語発音が矯正され、より流暢で自然な発音に近づくことができるのです。
いかがでしたでしょうか。今回は、発音矯正に有効なトレーニング法をご紹介しました。
発音矯正を成功させるための最も大切なポイントは、英語の正しい個々の音から、口・舌の使い方、抑揚やリズム感まで、お手本となる英語ネイティブを徹底的に真似することです。英語を自己流に発音してしまっているという方は、ぜひ今回ご紹介した方法を参考にして、正しい英語発音を身につけてみてはいかがでしょうか。
なお、本格的にしっかりと英語の発音をプロに教わりたいという方には、ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）が提供する、英語発音矯正スクールの「ハミングバード」がおすすめです。
ハミングバードはアメリカ・ロサンゼルスの研究所で日本人のために開発された英語発音学習方式で、20年以上の歴史を誇り、10,000人以上の修了者がいる実績豊富なプログラムです。現在日本においてはRSLCのもとで東京では新宿校・銀座校・池袋校が、大阪では梅田校が開校しています。
ネイティブ並みの綺麗な発音を身につけ、総合的に英語スキルを高めたいという方は、ぜひ一度お気軽にハミングバードの無料体験レッスンにお越しください。
