英語を学んでいる方であれば誰もが一度はネイティブの流暢な発音に憧れを持ったことがあるのではないでしょうか？滑らかでフレンドリーなアメリカ英語、礼儀正しく気品を感じるイギリス英語など、ネイティブの発音には英語学習者を惹きつける魅力があります。
日本人がネイティブと全く同じ発音を身につけるのはそう簡単ではありません。しかし、正しい発音を学ぶことは英語力を高めるうえで数多くのメリットをもたらします。そこで、本日は英語の発音矯正をすることで得られるメリットを3つご紹介したいと思います。
発音を磨く大きなメリットの一つは、当たり前ですがスピーキング力がアップするという点です。発音矯正により 高まるスピーキング力とは、「頭の中でゼロから英文を構築し、発信する能力」ではなく、「自分の言いたいことを正確に相手に伝える」能力のことを指します。英語に限ったことではありませんが、コミュニケーションは相手に伝わることではじめて完結します。発音が正しくないと、相手に自分の英語を聞き取ってもらえなかったり、間違って解釈されたりしてしまうことがあり、正確かつスピーディーなコミュニケーションが難しくなります。日常英会話であれば多少の間違いがあっても許されますが、ビジネスの現場となれば発音に起因するコミュニケーションの齟齬は致命的なリスクとなりえます。相手が聞き取りやすい綺麗な発音を身につけることは、相手に対する思いやりでもあり、自分をコミュニケーション上のトラブルから守る術でもあるのです。
正しい発音を身につけることはスピーキングだけではなくリスニング力の向上にも大いに役立ちます。人は自分が発音できる音については正しく聞き取れることができますが、逆に自分で発音できない音は正確に聞き取ることができません。これは、頭の中にあるデータベースにその「音」がインプットされていないためです。この「音」に関する記憶のことを第二言語習得研究の世界では「音韻ループ」と呼び、この音韻ループは言語習得において非常に重要な役割を果たしていることが分かっています。
発音矯正により正しい舌の形や口の動かし方を身につけ、ネイティブと同じ正しい発音ができるようになれば、自然と頭の中のデータベースに正しい「音」がインプットされます。すると、ネイティブの発音を聞いたときにその「音」をすぐに自分の頭の中のデータベースにある「音」と結びつけることができるようになります。
このようにしてリスニング時の音声の知覚にかかる負荷を下げることができれば、そのぶん聞こえてきた音の意味を理解することに意識を集中させることができるようになり、結果としてリスニング力が高まるのです。
発音矯正はスピーキング、リスニングの双方に役立つと説明しましたが、実は発音を磨く一番のメリットは、ずばり「英語を話す自信が身につく」という点です。英会話初心者の方の多くが、自分の発音や文法が間違っていないかを過剰に気にしてしまい、人前で英語を話すことを恥ずかしがって躊躇する傾向があります。
しかし、自分の発音に自信がついてくると、徐々に英語を話すことに対するためらいがなくなり、積極的に発言できるようになります。また、「発音が上手ですね」という正のフィードバックを得られる機会が増え、さらに自信を身につけることができるという好循環が生まれます。結果として、発音を磨くほどより英語の上達速度が早まっていくのです。
いかがでしょうか。上記で説明したように、正しい発音を身につけることはただ単に綺麗な英語を話せるようになるだけではなく、リスニング力の向上や自信のアップなど様々な副次的メリットがあるのです。
ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）では、アメリカのロサンゼルスにある研究所で日本人のために開発された英語発音矯正メソッド「ハミングバード」に基づくレッスンを提供しています。
ハミングバードは「口の形と舌の位置」をまず規定し、「その動きとしての発音」を「見て真似る」ことで身につけるという画期的な方式に基づいています。過去20年以上の歴史と実績を有しており、既に10,000名以上の修了者を輩出しています。
英語の発音に自信を持ちたい、ネイティブに聞き返されることなくスムーズに会話できるようになりたい、より洗練された英語力を身につけたいという方はぜひ一度ハミングバードの無料体験レッスンにお越しください！（現在ハミングバードは東京の新宿校・銀座校・池袋校、大阪の梅田校・難波校で開校しています。）
