英語学習法

英語学習者必見！集中力を高めて維持する3つのコツ

英語学習者にとって、集中力を高めて維持することは、限られた時間で効率的に英語を習得するために非常に重要です。忙しい毎日の中、貴重な時間を使って勉強するのであれば、できるだけ集中して有意義に時間を使いたいと考えるのではないでしょうか。

英語学習は毎日コツコツ継続する必要があります。けれど、なかなか思うように集中できないときもあるかもしれません。そこでこの記事では、英語学習者が集中力を高めて維持するための3つのコツをご紹介します。

集中力を高めて維持する3つのコツ

1．スマホを視界に置かない

多くの人にとってスマホは、毎日の暮らしに必要不可欠となっているのではないでしょうか。朝はスマホの目覚まし機能を使って起き、昼間はさまざまなアプリを使い、夜もベッドの中まで持ち込んでいる人も少なくないかもしれません。

ただ、英語学習者にとってスマホは必ずしも役に立つばかりとはいえません。英語の学習中にスマホが視界に入ると、どうしても通知など気になってしまいますし、用事がなくてもなんとなく手に取ってSNSなどをチェックしたくなるものです。また、学習中に分からないことがあったり、困難な局面だったりするときは、気を紛らわせるために意味もなくスマホ画面に逃げたくなることもあるでしょう。

このように考えてみると、英語学習者が高い集中力を維持するためには、勉強中にスマホを視界に置かないことが一つの方法であると理解できるでしょう。英語学習に集中するためには意識的に依存しやすい対象から距離を取る必要があるのです。

2．適度に休息をはさみながら学習する

大人が集中力を持続できるのは、平均で45分ほどと言われています。その中でも深い集中が続くのが15分、集中力の限界が90分です。これは人間の体内に、15分・45分・90分のリズムがセットされていることを示しています。

また、実験では、何時間も連続で机に向かって勉強するよりも、勉強の間に休憩をはさむことで集中できる時間が長くなり、結果的に充実した勉強時間を確保できることが証明されています。

最近では、ポマドーロテクニックといって勉強する時間と短い休憩時間を定期的にくり返すことで、良質な集中時間が得られる方法を採用している方も多いです。

集中しているときに勉強を中断して休憩することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、人間の脳は長い時間集中し続けるよりも、合間に立ち上がって歩いたり、軽い運動をしたりリフレッシュすることで、新鮮な空気を体に取り込むことにより脳を活性化することができるものです。

勉強すると体内の糖分を消費するので、甘いものを摂りながらの休憩も脳の働きを助けてくれるかもしれません。集中が切れそうになっても、あと〇分勉強すれば休憩できると思えば、集中力の維持に効くこともあるはずです。

3．1日の学習目標を決めてから取り掛かる

英語学習者にはそれぞれ、英語学習の最終的なゴールがあると思います。ゴールを達成するためには、必要な作業を年単位から月単位、週単位、日単位と小さく分割して、毎日の学習目標に落とし込むのが有効です。

ゴールが遠く感じられてしまうとモチベーションや集中力を保つのが難しいこともあるかもしれません。けれど、毎日の学習目標が数年後のゴール達成につながっていることが明確であれば、集中して英語学習をすることができるのです。

具体的にテキストの何ページを終わらせるのか、単語やイディオム、文章をいくつ覚えるのか、どの音声や動画教材をクリアするのか明確にしておけば、その日の学習目標を達成したのかどうか、自分で把握することができます。自分で決めた学習目標をきちんと達成すれば、モチベーションもアップしますし、ゴールに向けて進んでいることが実感でき、集中力の維持が容易になります。

人間は具体的で小さなタスクであれば、心理的に抵抗感を感じずに取り組むことができるものです。いったん取り組み始めることができれば、流れに乗って集中して勉強できた経験を持つ方も多いのではないでしょうか。学習目標は、学習に手をつける際の心理的な障壁を取り除く効果的な存在でもあるのです。