英語学習に取り組む際、多くの方が「試験に合格しなければならない」「転職や昇進のため」など、目的を持って学習を進めていると思います。
しかし、「いつまでに」という目標達成の期限を具体的には決めていないという方は少なくありません。英語学習には期限設定が重要です。その意識がなければ、学習を進めてもなかなか成果が上がらないと頭を悩ませることになるかもしれません。今回は、英語学習に期限を設定した方がいい理由について詳しく解説していきます。
英語学習に期限を設けた方がいい理由としては、下記の3つが挙げられます。
期限を設けることはゴールまでのマイルストーンを定める際に非常に重要で、ゴールに向かっていつまでに何をするべきなのか、学習計画を立てることで日々の学習をより効果的で質の高いものにすることができます。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
資格試験の勉強などと同様に、英語学習そのものは目的ではありません。転職や趣味の充実など、人によって英語学習の先にある目的は大きく異なります。
また、極論を言えば、どのような学習方法を選択したとしても、最終的な目的を達成できれば問題ないため、英語学習は目標達成の手段であって、それ自体は目的にはなりません。英語学習を通して何を目指すのかを日々イメージすることが重要です。
英語学習の先にある目的を見失ってしまうと、英語学習を進めていく中でつまずきがあったときに、モチベーションが低下してしまい、挫折してしまうことにもつながります。
期限を設けることで、学習を効率化することができます。逆に言えば、期限を設けなければ、今行っている英語学習が効率的なのかどうかを把握し、判断することができません。期限を定めなければ、目標設定や学習計画を立てる際に必要となる以下のような項目を設定することができないからです。
期限が決まることで、目標達成から逆算してマイルストーンを設定できるようになることで、日々の学習内容や学習ペースなど、より具体的に行動計画を立てることができるようになります。
設定したマイルストーンと自分の生活状況を鑑みて、さらに学習時間を増やす必要があるかどうかや、より効率的に学習するために英会話スクールを利用するかどうかなど、英語学習の方針を検討できるようになるため、目的と状況に合わせた効率的な学習方法の選択ができるようになります。
生活状況を見直してみて、限られた時間で効率を上げるため、なるべく英語に触れる機会を作ろうとニュースアプリなどを英語表記にしたり、スキマ時間を有効に使おうとしたりするなど、自分の意識が大きく変わっていく可能性もあります。
英語学習に挫折してしまう最大の理由は、モチベーションを維持できず学習が継続できないことです。しかし、期限を設定することによってモチベーションは維持しやすくなります。
見えないゴールを目指すのは精神的にキビシイですが、見えているゴールを目指すのであれば、モチベーションは比較的維持しやすくなります。
例えば、期限を設定せずに英語学習をしていると、いつまでにどのくらいのレベルに達していればいいのかが分からず、必要以上に頑張りすぎて息切れしてしまったり、英語力アップを実感できなかったりしてしまい、最悪の場合、モチベーションの低下によって英語学習自体をやめてしまう可能性もあります。
一方、期限を設定して英語学習をすることで、目標が明確になります。ゴールまでの間に定めたマイルストーンの達成を積み重ねることで、モチベーションを維持することができ、最終的に目標達成までたどり着くことができます。
いかがでしたでしょうか。英語学習を行う上で、目標となるゴール設定は重要ですが、それと同じくらい目標達成までの期限を設定することも重要です。学習の効率化やモチベーション維持のためにも、英語学習をする際には、必ず目標達成をいつまでにするのかという期限は設定するようにしましょう。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、キャリアナビゲーターが目標設定や学習進捗、モチベーションなどの相談に乗り、しっかりとサポートしますので、自分ひとりで目標設定や期限の設定をするのが難しいとお悩みの方は、ぜひ一度資料請求や自宅で受けられる無料体験レッスンをお申し込みください。
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