在宅勤務が推奨されたり、STAY HOMEで休日でも外出自粛が求められたりする中、英語学習が盛り上がっています。今回は、英語学習を始める人が増加している理由と、せっかく英語学習を始めた人が挫折しないために、学習を継続する3つのポイントについて、解説していきます。
世界的に健康や経済など、多くの影響を及ぼしている新型コロナウイルスは、英語学習にも影響を与えています。在宅勤務を行う人々が全国的に増加し、通勤時間が減ったことによって、自分の時間を確保しやすい状況になりました。そして、増加した自分の時間を有効に使用するために、英語学習をスタートする人々が増加しています。
TOEIC® Programを実施・運営している国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が行った在宅勤務中の英語学習に関する調査では、調査対象のビジネスパーソンのうち、4.2%が在宅勤務をきっかけに英語学習を始めており、23.4%の人が在宅勤務をきっかけに英語学習を始めたいと思っていると回答しています。
また、19.2%の人は在宅勤務前から英語学習をしていますが、そのうちの61.5%の人が在宅勤務実施前よりも英語学習の時間が増えたと答えています。
現在英語学習をしている人の65.8%が自宅での英語学習に満足していると答えている一方、不満と回答した人の34.2%が「モチベーションの維持」を課題に感じているという結果が出ました。
学習時間を確保することができるようになり、実際に英語学習を始めたはいいものの、学習が継続できなければ、英語力をアップさせることはできません。ここでは、継続的に英語を学習するための3つのポイントについて詳しくみていきましょう。
IIBCの別の調査では、仕事・プライベートを問わず、英語を話す機会が1週間のうちどれくらいあるかを聞いたところ、「英語を話す機会はほとんどない」「週1~2程度ある」と答えた人が62.8%を占めました。
英語を使う機会や必要性がない場合、長期間にわたる英語学習を考えると、モチベーションが低下してしまうのも、そう珍しいことではありません。
そのため、モチベーションを維持するには、意識的に、積極的に英語を使う機会を用意する必要があります。
例えば、その日にあったことを英語で日記として書き留めるようにしたり、スマホの言語設定を英語に切り替えたりするだけでも、英語に触れる機会を増やすことができます。
英語学習・英語力アップは一朝一夕にできるものではなく、ある程度の時間を要します。そのため、英語学習を行う目的が曖昧な状態だと、英語学習を進めていく中で、優先度の高い他のことに時間が費やされて英語から遠のいてしまったり、英語学習の意味や目的を見失ってしまったりします。
英語学習を行う目的は、できる限りスタートする段階で可能な限り具体的に決めておくようにしましょう。どのような目標であってもその目標を達成した後のイメージを持つことでモチベーションを保つことが可能です。海外旅行で英語を流暢に話したいといった目的や、ビジネスの場で英語のプレゼンができるようになりたいという目的でも、自分のイメージした姿を思い描いておきましょう。
英語学習の継続には、モチベーションも重要ですが、英語学習を習慣化することも重要です。一度英語学習を習慣化してしまえば、その習慣をやらないことで居心地の悪さを感じ、モチベーションに関係なく英語学習を続けることができます。
習慣化のためには、簡単にできることから少しずつ始めるようにしましょう。毎日寝る前に2時間勉強するといったものよりも、朝10分だけ早く起きて、新しい英単語を20語勉強するというように、小さなハードルを毎日繰り返し超えるようにすることが習慣化を成功させるコツです。
いかがでしたでしょうか。新型コロナウイルスの影響で自分の時間を確保しやすくなり、多くの人がスキルアップや自己投資を始めようとしています。その中で英語学習を始める人もたくさんいます。しかし、英語学習は継続することが重要であると同時に、継続することが多くの人にとって難しい課題でもあります。
せっかく英語学習を始めたのに、学習を継続できずに諦めてしまうということにならないよう、今回ご紹介した学習継続のポイントを参考にしてみてください。
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