「ビジネス英語を習得したい」と考えている方の多くは、日々多忙な生活を送る社会人の方でしょう。忙しい社会人は、効率よくできるだけ短時間で英語力を伸ばすことを意識して、学習を行う必要があります。
今回は、ビジネス英語を効率よく勉強する方法をご紹介していきたいと思います。
英語学習にはインプット学習とアウトプット学習の2種類があります。インプット学習は、リーディングとリスニングを行うこと、アウトプット学習はライティングとスピーキングを行うことを指します。
インプット学習は、英語習得における知識の基盤を作るために欠かせないものです。しかし、アウトプット学習がなくても、実践で使える英語を身につけることはできません。インプット学習ばかりに比重を置いていると、英語を知識として頭の中では理解しているものの、実際の会話やライティングの場面ではスラスラと英語を喋ったり書いたりすることができない状態となってしまいやすいです。
英語の総合的なスキルを効率よく伸ばすためには、インプット学習とアウトプット学習の両方を並行して行い、インプットスキルとアウトプットスキルをバランスよく伸ばす必要があるということです。
英語スキルの基盤形成において大切なインプットスキルですが、特に忙しい社会人の方にとっては、机に座って英語学習教材を読み込んだりするなどして、まとまったインプット学習の時間を確保するのは困難です。また、せっかく時間を割いて教材を読んだとしてもインプットスキルしか伸びないので、英語をできるだけ早く使えるようになりたい人ほど、インプット学習は効率のよい方法で進めたいと考えるでしょう。
では、効率よくインプットスキルを高めるにはどのような勉強法を行えばよいのか、ご紹介していきたいと思います。
忙しい社会人の方におすすめしたいインプット学習法の1つが、リスニングです。
リスニングであれば通勤時の満員電車でも、本を開く必要がないので行いやすいですし、スマホに音源を落としておいたり、英語ニュースアプリなどを活用したりすることで、スマホ1つあれば移動時間や隙間時間にも気軽に学習を行うことができます。
サイトトランスレーション(Sight Translation)とは、英文を「チャンク」と呼ばれる意味のかたまりごとに区切って訳すトレーニング方法のことです。
サイトトランスレーションを行うメリットは、頭の中での英語処理速度を上げることができる点です。英語は日本語とは語順が異なるため、意味のかたまりごとに理解して読むことで、素早く英文全体の意味を把握できるようになります。
シャドーイングとは、英文の音声を聴きながら、聴いた音声をワンテンポ遅れて声に出すトレーニング方法のことです。
シャドーイングの効果を最大にするには、英文の意味をしっかりと考えながら行うことが大切です。意味を考えずに音だけを真似することに集中してしまうと、英語の意味を頭の中で理解する力は身につかず、英語の音を真似する練習のみとなってしまいます。
シャドーイングでは、聴いた音声を真似して実際に自分も発話するので、英語のアクセントやイントネーション、リズムなどを体得することができます。これらは、英語スピーキングスキルを伸ばすにあたって大切な要素です。
シャドーイングは、英語の音声を聞くことによるインプット学習になるだけでなく、自分で口から英語を出すためアウトプット学習にもなります。インプットとアウトプットを同時に鍛えることができるので、ビジネス英語を効率よく習得するにはとてもおすすめのトレーニング方法です。
いかがでしたでしょうか。今回は、ビジネス英語を効率よく勉強する方法についてご紹介しました。今回ご紹介したもの以外にも、世の中にはたくさんの英語勉強法が存在しますが、忙しい社会人の方は今回ご紹介したような、効率のよい勉強法を導入して短期間でビジネス英語習得を目指すのがおすすめです。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）では、ひとりひとりのレベルやニーズに合ったレッスンをカスタマイズすることで効率よく英語学習を進めることができます。また、短期間で集中して英語学習をしたいというニーズも対応できるよう、短期集中プランも用意されています。RSLCで自分に合った学習スタイルを見つけてみてはいかがでしょう。
興味がある方はぜひ一度RSLCの無料体験レッスンにお越しください。
