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リーディングのスピードと理解力を高めるチャンクリーディング・スラッシュリーディングとは?

リーディングのスピードと理解力を高めるチャンクリーディング・スラッシュリーディングとは?

リーディングは正確に読むことが大切ですが、英検やTOEICなどの試験では、正しく読めることに加えて、時間制限の中でたくさんの英文を素早く読む力も求められます。
そこで今回は、リーディングのスピードと理解力を高めるテクニックとして有名なチャンクリーディングとスラッシュリーディングをご紹介したいと思います。

リーディング特訓でよく聞く2つのテクニック

今回紹介するのは、「チャンクリーディング」と「スラッシュリーディング」という、2つのリーディングテクニックです。

「英文を読むスピードが上がらない」と悩んでいる方には、英語を日本語に訳しながら読んでしまっている傾向が多く見られます。日本語と英語では語順が異なるため、日本語に訳しながら英文を読んでいると、文を前後に行き来しなければならず、読むスピードはなかなか上がりません。

これからご紹介する「チャンクリーディング」と「スラッシュリーディング」は、英語を英語の語順のまま理解する力を身につけるためのテクニックです。英文を読むスピードの遅さに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

チャンクリーディングとは?

チャンクリーディングとは、英文を意味の塊(=チャンク)ごとに区切り、スラッシュ(/)やスペース、括弧や改行などを入れながら英文を読み進めるテクニックです。

チャンクリーディングは、例えば以下のように行います。
ここでは、例として改行を入れながら英文をチャンクごとに分けていきたいと思います。

I and Tom (私とトムは)
went to school (学校へ行った)
because (なぜなら)
we had to meet (私たちは会わなければいけなかった)
our teacher. (私たちの先生に。)

チャンクリーディングでは、区切る位置に決まったルールはありません。意味の区切りや、S(主語)V(動詞)O(目的語)C(補語)M(修飾語)などを意識しながら区切りましょう。

チャンクリーディングを行うと、英文を日本語に訳さずに、英語を英語の語順のまま、スムーズに理解する力をつけられる効果があります。
英語は複数の語が固まって1つの塊となって意味を作っていくため、塊ごとに英文構造を把握し意味を処理していくと、英文を読むスピードが格段に上がるのです。

スラッシュリーディングとは?

スラッシュリーディングとは、英文を意味の塊ごとで区切り、スラッシュ(/)を書き込みながら英文を読むテクニックです。一般的に、スラッシュリーディングはチャンクリーディングの別称として呼ばれています。

スラッシュリーディングは以下のように行います。
I and Tom (私とトムは)/ went to school (学校へ行った)/ because (なぜなら)/ we had to meet (私たちは会わなければいけなかった)/ our teacher. (私たちの先生に。)

スラッシュリーディングでも、チャンクリーディングと同様に、スラッシュを入れる位置に決められたルールはありませんが、意味や文法要素の塊ごとに区切るということを意識しましょう。

スラッシュリーディングを行うことによって得られる効果は、チャンクリーディングと同じです。英文を塊ごとでとらえて処理をすることで、英語の語順のままスラスラと理解できるようになり、読解スピードが上がるのが、チャンクリーディングとスラッシュリーディングの最大の利点です。

チャンクリーディングとスラッシュリーディングの違いは?

今回は、チャンクリーディングとスラッシュリーディングをご紹介しました。

スラッシュリーディングとチャンクリーディングは、どちらも根本は同じで、「塊ごとに区切りながら英文を読む」トレーニングです。2つのトレーニングを行う目的も共通しており、英文を塊で素早く処理する力をつけることです。そのため、スラッシュリーディングとチャンクリーディングは同じトレーニングと定義され、フレーズリーディングという総称で呼ばれることもあります。

チャンクリーディングとスラッシュリーディングの違いをあえて挙げるとすれば、チャンクリーディングは、スラッシュリーディングのようにスラッシュで区切っていくことに限定をしておらず、塊ごとに意味を区切りながら読むことによって成立するという点でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、リーディングのスピードと理解力を高めるチャンクリーディングとスラッシュリーディングについてお伝えしました。
英語のリーディング速度を上げるには、英文の意味を塊ごとに素早く処理し、英語を英語の語順のまま理解することがポイントです。ぜひこれらのトレーニングを行なってみてはいかがでしょうか。

なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンに加え、世界177ヵ国、500万人以上が利用しているロゼッタストーンの言語学習ソフトウェアを活用してリーディングのトレーニングに取り組むことも可能です。

リスニングやスピーキングといった英会話スキルだけではなくリーディングも含めて総合的に英語力を高めたいという方にはRSLCがおすすめです。興味がある方はRSLCぜひ一度無料体験レッスンにお越しください!

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