新型コロナウイルス感染拡大防止のために発令された緊急事態宣言が解除され、さまざまなところで自粛緩和が進められています。生活環境が大きく変化した今年の5月は、ゴールデンウィーク後に陥りやすい「五月病」だけでなく、「コロナ疲れ」や「コロナうつ」といった言葉も出てきました。また、緊急事態宣言が解除されたことで、自分の時間を多く持てていた自粛期間から仕事や学業中心の生活へと戻る際、五月病と似た症状を訴える人が増える心配もあるといいます。
今回は、五月病やコロナうつに陥らないために、緊急事態宣言解除後の今こそ学習習慣を継続した方がいい理由と、5つのポイントをご紹介します。
五月病は正式な医学用語ではなく、医学的には適応障害と診断されることがほとんどです。新学期からの新しい環境にやっと慣れ始めたタイミングで大型連休に入り、ストレス状態が緩むことで、ゴールデンウィーク明けによくみられる無気力や不安感、抑うつ感が強まるといった心身の不調のことをさします。
今年は、緊急事態宣言解除のタイミングで例年のゴールデンウィーク明けと似た状況ができるため、1カ月遅れの五月病が心配されています。
英語学習での五月病対策として、下記の5つのポイントをおさえることで、影響力を下げることができます。
それぞれについて詳しくみていきましょう。
英語学習は、目標・目的に合わせて行うものです。仮に、五月病となってしまった場合でも、再度目的を見直し、小さな目標を着実に達成していくことで自信を取り戻すこともできます。
5月という時期に限らず、自分の目標を見直すことは学習をする上で必要となります。学習に対するモチベーションにも影響してくるため、一度見直してみることをおすすめします。
学習ペースを落とさずに、スケジュールに従って学習を進めていきましょう。五月病は適応障害の一種であり、規則正しい生活を送ることも重要です。
英語学習を生活のペースづくりに活用することをおすすめします。ただし、学習ペースを落とさないことや学習を続けることに極端にこだわりすぎてしまうと、それがストレスになってしまう可能性もあるので、あまり完璧主義的に考えず、生活の中のひとつの要素として英語学習を盛り込むようにしましょう。
英語学習をするうえで、決して無理をしない学習スケジュールや環境を把握しておくことが大切です。これは、五月病がストレス状態つまり無理を続けることによって、悪化してしまうことがあるためです。
長期間にわたって英語学習を行う場合、時間の確保や環境はよく考慮する必要があります。無理なスケジュール設定をしている場合、五月病かどうかに関係なく英語学習を継続することができなくなってしまう可能性があります。そのため、無理をすることのない時間帯や環境を把握することは学習を継続するために必要なことです。
他の予定によって英語学習ができない日があったり、気分が乗らなくて学習が進まなかったりすることもあるでしょう。その場合は、無理に学習を進めようとせず、気持ちを切り替えて翌日から再スタートすることを意識することが大切です。
これは、精神的・肉体的な負荷を軽減し、効率的な学習を継続的に進めていく必要があるためです。
英語学習では、コミュニケーションをとることも大切です。モチベーションの維持につながるだけでなく、自分の学習レベルを再確認し、次にどのようなステップで学習していけばいいのかなども明確にできます。
また、誰かと話をすることで自分の中にあった悩みが整理されて、気分が軽くなることもあります。悩みを抱え込んでストレスになってしまう前に、他の人に話してみると意外にスッキリするかもしれません。
コロナ禍の中でリモート勤務をするようになり、自分の時間がとれるようになった方はたくさんいます。また、緊急事態宣言が解除されたため、これから以前のように出勤して働くスタイルに戻る方も多いと思います。完全な休みではなかったにしろ、五月病の症状を訴える人が増えるゴールデンウィーク明けと同じような状況となり、少し憂鬱に感じている方もいるのではないでしょうか。
英語学習は学習を進める上で、五月病対策にもなりうる要素があるので、ご紹介した5つのポイントを意識して英語学習をしてみてください。
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