英語を学習している方のなかには「文法や読解はできても会話ができない...」という方も多いのではないでしょうか。特に、独学で英会話ができるレベルまで到達するのは難しいのでしょうか?そこで今回は、英会話を独学で学ぶ上でのデメリットや、効果のある学習手段についてみていきましょう。
英語力をどこまで伸ばしたいかにもよりますが、日常会話レベルの英会話はほとんど中学校で習う単語と文法で構成されているため、中学英語レベルの教科書や参考書を使った学習でも十分英会話力を引き上げることができます。余裕があれば洋画を見れる動画配信サービスや、ニュースアプリの英語版など低コストで学べるツールが揃っているので、初心者の方はこれらの方法を試してみるといいでしょう。
なお、英会話には文法理解が不可欠です。文法を理解していないと「正しい話し方の順序が分からず、デタラメな英語になってしまう」からです。
これらを踏まえたうえで、英会話を独学で学ぶデメリットについて見ていきましょう。
独学では勉強中にわからないことや知らない内容にぶつかったときに、誰に頼ることもできず悩んでしまいがちです。苦手な分野に克服がしづらいうえに、弱点を添削してくれるパートナーがいないために学習を挫折してしまいやすいのです。学習では小さな疑問をつぶしていってこそ次の内容にスムーズに進めるので、客観的に学習状況を見てくれる指導者の存在はとても重要なのです。
英会話では「発音」もとても大事になります。正しい発音であってこそ、正確に相手の意図を汲み取り、また自分の意思を伝えることができるからです。正しく発音できると自信がついて会話に積極的になり、さらに学習意欲が増すポジティブフィードバックが働きます。日本人の多くが苦手とする「LとR」、「SとTH」、「BとV」、「FとH」などの難しい発音は、独学だと正しく発音できているか確認しづらいので学習が続きにくいのです。
語学習得において大切なモチベーションは、目標を持たず1人で学習していても長続きしづらいものです。切磋琢磨できる仲間がいてこそ学習意欲も向上しますし、語学では費やした時間全てが実力にそのまま直結するわけではないので、独学だと自身の成長が実感しづらく挫折しやすい大きな原因になり得ます。もし経済的余裕があれば英会話スクールの手を借りるのも有効な一手です。
どれだけ単語やフレーズをインプットしても、話す場がなければ英会話は上達しづらいでしょう。独学の場合はネイティブスピーカーのいる教室やサークルに出向いて、積極的にアウトプットの機会を作ることも重要です。
いざ実際に話してみると、緊張でフレーズがとっさに出てこず「自分ってこんなに喋れないの!?」とおもわず落胆してしまうことも多いでしょう。でも大丈夫です。英語を流暢に話せる人ほど失敗を数多く重ねていまの結果がありますから、うまく話せるかどうかはあまり気にせず、初心者の方や自信がない方こそ無料イベントやパーティーに参加してみましょう。
特に日本の英語教育では、「話す・聞く」よりも「書く・読む」ことに比重が置かれており、英会話力が可視化されにくいため、学習においては自分の得意・不得意が分からず右往左往してしまいがちです。たとえ5分など細切れの時間であっても、英語話者と直接話したり、昨日学習した表現を今日使ったりするなどの工夫をすると、より記憶に定着しやすくなります。
日本人の多くは「単語や文法はできても会話ができない」と言う悩みを抱えている方が多く、独学での学習では遅かれ早かれ必ず限界がきます。気持ちが折れて挫折しない為にも、同じ悩みを抱える仲間と支え合うことや、学習をサポートしてくれるカウンセラーの存在は大きくなります。英語が「分かる」と「話せる」では全く違うので、英語を話せるようになりたい方は英会話スクールなどを活用した学習スタイルも検討されると良いでしょう。短期間でも、あなたの目標の実現に役立つことがあるはずです。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、親会社であり企業の組織活性化コンサルティングを手がけている東証一部上場企業、リンクアンドモチベーショングループのノウハウも活かし、ネイティブ講師とキャリアナビゲーターが二人三脚となって、受講生一人一人を目標達成までしっかりサポートします。
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