英会話に限った話ではありませんが、英語が話せるようになりたいなら、いつまでに、何ができるようになりたいか、具体的な目標を持つことが大切です。目標が決まったら、実現するための計画を立てて、計画に従って学習を進めます。その際、目標を実現したい日付を具体的に決めて、スケジュールを立てましょう。
年単位の目標であれ、月単位の目標であれ、最終的なゴールと日付を決めたら、その実現のためには、月単位、週単位、そして1日ごとのスケジュールへと細かく落とし込めるといいでしょう。このやり方であれば、自分が目標に向かって進んでいることや、あとどれくらいで到達できるのか目に見えて分かるため、モチベーションを保つためにも役立ちます。
1週間の勉強のスケジュールを具体的に見ていきましょう。ここでは例として、旅行先での宿泊や買い物、食事といった場面での英会話ができるようになることを目標に、半年先の日付をゴールとすることを想定してみます。
はじめに、学習手段としての英会話スクールや教材、また学習に使える時間などをリストアップします。学習に使える時間については、少し余裕を見ておくと、スケジュールに沿って進められない時期や、突発的な用事に慌てず対応できるでしょう。
次に、どんな内容の学習をどの程度行うのか、何曜日に行うのか、検討しながら曜日ごとの学習内容を決めていきます。1週間単位で、週の後半を復習日に当てておくと記憶の定着がはかれます。また、曜日ごとに決まった内容を行うことで習慣が強化できるので試してみてください。
大事なことは、自分で決めて、決めたとおりに実際やってみることです。実際にやってみるとスケジュールの不備や、自分に何が合うか、合わないかがはっきりと分かってきます。そこで、少しずつ調整しながら自分に合ったやり方に合わせて学習を進めると、自分の好みやくせを把握して、これからの学習計画を立てる際にも役立ちます。いかに自分を学習に向かわせられるか理解することが大切です。
英語学習は、毎日の生活に組み込んで習慣にしてしまうのが効果的です。
人によって英語学習のために取れる時間は異なりますが、たとえば朝活をする人なら朝食後すぐに机に向かうと決めてしまいます。帰宅後の方が時間を取りやすい人であれば、食事や入浴を済ませてリラックスする前にまずは勉強するといったように、習慣にしてしまえば英語学習への心理的な壁がなくなり、自然に学習できるようになっていきます。
この習慣は、土日や祝日、連休といった普段とは生活時間が異なる日でもできるだけ変更せず、継続するといいでしょう。毎日学習すると考えると大変に感じられるかもしれませんが、学習したりしなかったりと変化するよりも、毎日必ず継続する方が、人間の脳にとっては楽に感じられるのです。
英語学習の時間は、長ければ長いほど力がつくため、たとえ短時間であっても毎日勉強できるような環境を整えましょう。忙しいときは、通勤・通学のすきま時間や、休憩時間、家事をする5分間でも英語に触れられるよう、持ち歩きやすいテキストやアプリを用意する、リスニングをするなど、工夫してみてください。
長時間机に向かうよりも、短時間で集中して取り組んだ内容の方が記憶に残ることも多いものです。勉強はすればするほど大きな財産になっていきます。毎日、3分でも多く勉強できるよう、意識してみましょう。アプリなどを使って、毎日どれくらい勉強時間が取れたかチェックしてみると、モチベーションのアップにつながるかもしれません。
英語学習をするときには、いくつもの教材を試すよりも、自分にあった教材をじっくり吟味して、完全にマスターしたと言えるまで繰り返し学ぶのが大切です。一つの教材の内容が身についたら、レベルアップした次の教材を探します。
これは、学んだ内容を着実に身につけ、しっかり使えるレベルに持っていくためです。さまざまな教材に中途半端に手をつけると、どの内容も中途半端な知識となってしまい、実際に使う場面で使いこなせない結果となってしまいます。
英会話学習をするときの、1週間の勉強スケジュールの立て方や、英語学習時の注意点を紹介しました。効率的な学習のためには目標を決めて、自分に合ったスケジュールを探すことが大切です。
また、英語学習を毎日の習慣にすること、できるだけ長時間勉強すること、自分にあった教材を繰り返して学ぶことが英語力アップにつながります。目標に少しずつでも着実に近づくために、参考にしてみてください。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、キャリアナビゲーターが目標設定や学習進捗、モチベーションなどの相談に乗り、しっかりとサポートしますので、自分ひとりで目標設定や期限の設定をするのが難しいとお悩みの方は、ぜひ一度資料請求や自宅で受けられる無料体験レッスンをお申し込みください。
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