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英語初心者なら知っておきたい音読の「すごい」効果とは?

英語初心者なら知っておきたい音読の「すごい」効果とは?

みなさんは、英語学習時に"音読"を取り入れていますか?英語初心者は覚えることが多く、テキストにペンを走らせながら黙々と暗記をしがちです。その結果、『読み・書き』はできるようになってきたけど、英会話は苦手だという人も少なくありません。

英会話をするためには『聞く・話す』といった"音"での学習も大切です。そこで役に立つのが"音読"です。音読は英会話力を鍛えるだけでなく、英語4技能を効率良く伸ばすのにも効果的だと言われています。そこで今回は、音読の「すごい」効果と勉強法をお伝えします。

音読は4技能を効率よく高める勉強法

音読とは、声を出して文章を読むことです。簡単なことのように感じますが、実は、音読をするためには様々なスキルが問われます。まず、英語を読むためには書かれている英単語や英文法の知識が必要です。また、英語を声に出すためには発音やイントネーションを理解し、実際に英語を発声できなければいけません。

このように、音読をするためには英語を「読む」「聞く」「話す」力が求められるのです。

そして、音読ができるようになるまで必死に取り組んだ英語は記憶にも定着しやすく、実践の場でも活かせるようになります。

また、音読で身についた力は英語を「書く」力にも応用できます。音読は、英語4技能を効率良く高めるのにとっておきの学習法なのです。

音読による勉強法3選

英語初心者におすすめの音読学習法を3つご紹介します。

  • スラッシュリーディング
  • オーバーラッピング
  • シャドーイング

スラッシュリーディング

英語初心者の多くは英文を日本語に訳すとき、前から順に訳していくのではなく、文の途中から文頭に戻ったりしながら訳しています。そのため、リスニング問題や英会話などで英語が次々と流れてくると頭の中の処理が追いつかず、英文の内容を即座に理解することができません。それを克服するために役立つのが、スラッシュリーディングという学習法です。

スラッシュリーディングでは、英文を「意味のかたまり」で切り(slash)ながら読んでいきます。以下の例文を見てください。

<例文>
I am so busy / that I don't have the time / to watch a movie.
(私はとても忙しい/時間がない/映画を見るために)

きれいな日本語訳ではないですが、大まかな内容は理解できるはずです。スラッシュを入れる位置は接続詞や関係詞、関係代名詞の前などが目安となります。例文では細かくスラッシュを入れて区切っていますが、英文に慣れて意味を前から順に理解していけるようになれば、スラッシュの数を減らしても構いません。

英会話をしているとき、相手の話した内容を逐一きれいな日本語訳にしている時間はありません。スラッシュリーディングで、英文を英語の語順通りに理解する力を身につけましょう。

オーバーラッピング

オーバーラッピングとは、手本となる英語を真似して、手本の音声に重ね(overlap)ながら自身も英語を発声する練習法です。

オーバーラッピングの手順は以下の通りです。

  1. 手本となる英語の音声を集中して聞く
  2. スクリプトを見て、英語音声を正しく聞き取れていたか確認する
  3. スクリプトの中に知らない英単語や英文法などがあればチェックしておく
  4. 音声を何度も聞き、発音やイントネーションに注意しながら真似して発声する

    ※上手く真似ができないものがあれば、発音の方法を見直しておきましょう
  5. 手本となる英語音声を再生し、同時に英語を発声する

    ※このときにオーバーラッピングをしている自身の声を録音・再生することで、上手く発声できているところ、そうでないところなどが明確になります。

このように、オーバーラッピングを通して手本の音声を"真似する"ことで、リスニング力の向上はもちろんのこと、英語の発音やイントネーションなどの習得にもつながります。

シャドーイング

シャドーイングとは手本の音声に少し遅れて、影(shadow)のように音声についていきながら英語を発声していく学習法です。

これは元々、同時通訳者たちのための訓練法でした。 訓練者たちは"聞きながら話す"といった集中力を磨くため、初めて聞く英文の発音・イントネーション・ポーズの位置まで丁寧に真似をして発声していきます。この訓練法が英語力の強化にも効果的なため、シャドーイングを英語学習に取り入れている人も多くいます。

しかし、同時通訳者が行っているシャドーイングは高度なため、ここでは初心者でも無理なく実践できるシャドーイングの手順をお教えします。

英語初心者のシャドーイングの手順は、先ほどのオーバーラッピングの手順1~4と同じです。そして最後に、手本となる英語音声を再生し、手本の音声に遅れて英語を発声していきます。慣れてきたらスクリプトを見ずに、シャドーイングしていきましょう。

これを繰り返すことで、リスニング時の集中力や英語の発声法などが磨かれていきます。

まとめ

音読の効果と学習法をご紹介してきましたが、いかがでしたか。音読学習は1度や2度では完成しません。手本の英語に近づけるためには何度も繰り返す必要があります。

そして、繰り返しアウトプットした英語は英会話などの実践の場でもすぐに活かすことができます。英語力を効率良く伸ばすためにも、英語初心者のうちから音読を積極的に取り入れましょう。

なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、音読でも重要になる正しい発音を英会話力とともに身につけることができる新しいコース「発音×英会話」をご用意しています。

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