英語学習法

英会話上達の第一歩！英語を生活の一部にするには？

英会話をしている人を見かけると「英語が話せるっていいなぁ」と思うことはありませんか。私たち日本人にとって英会話はハードルが高く、実際に英語学習をしている人たちの多くも英語でのスピーキングに苦戦しています。

では、どのようにすれば自信を持って英語で話せるようになるのでしょうか。そこで今回は、英会話上達のコツとその方法をご紹介します。

英語上達は英語を日々使うこと

いきなりですが、みなさんはランニングをする習慣がありますか。ランニングを日常としている人はいざという時に軽やかに走り始めることができますが、そうでない人の場合、すぐには足が動かず慣れるまでにかなりの時間を要します。英会話もそれと同じです。

私たちは起きてから寝るまでのほとんどの時間、日本語を使って過ごしています。そのような環境の中で「英語は週末1時間だけ」などといったような状況では、168時間（24時間×7日）中、1時間しか英語を使っていないということになります。これでは学習した内容も忘れてしまいますし、英語もなかなか定着しません。学んだことを無駄にせず、着実にスキルアップしていくためにも英語は日々使うようにしましょう。

英語を日常的に使う

毎日英語学習をすることの重要性は理解していても、「忙しいから無理」「なかなか継続できない」という人たちも少なくはないでしょう。そこでおすすめしたいのが、英語を『生活の一部』にしてしまうことです。英語を使わなければいけない状況を作りあげることで、英語で過ごす時間を確実に確保できるようになります。

そこでここからは、英語を日常に取り入れるための3つの方法をお教えします。

携帯電話の設定を英語にしてみる
英語でニュースを読んでみる
英語を使う仕事に取り組んでみる

1．携帯電話の設定を英語にしてみる

みなさんは毎日どれだけの時間、携帯電話を使っていますか。気づけばずっと携帯電話を手にしているという人もいるのではないでしょうか。このように、よく利用するツールを英語学習にも使わない手はありません。

携帯電話を持っている人は、今すぐ言語設定を「英語」にしてみましょう。英語への言語設定が済むと、設定やアラームなどの機能が全て英語表記になります。最初は違和感があるかもしれませんが、使い慣れている携帯電話ですのですぐに慣れるはずです。

また、最近では、音声アシスタントを使って携帯電話を操作できるものも多くあります。その場合、携帯電話に向かって英語で話しかけることで、その英語で正しく意思が伝わるのかということも確認することができます。発音の練習にもなりますので、ぜひ試してみてください。

2．英語でニュースを読んでみる

起床後、通勤中、昼休み、帰宅途中、就寝前など、1日に何度もインターネットのニュースをチェックしているという人も多いでしょう。まずはそのうちの1回を"英語の時間"と決めて、英語でニュースを読んでみませんか。

英語のニュースを読むことで、最近話題の物事についての英語表現を習得することができます。さらに、ニュースは決まった表現が使われることが多く、何度も同じ表現を目にすることで自然とその英語表現が身についていきます。

ニュースの英文量は多いものから、SNSに投稿されているようなすぐに読み切れる程度のものまで様々あります。英語レベルやそのときの状況に合わせて調整しながら、英語ニュースを読むことを習慣化してみましょう。

3．英語を使う仕事に取り組んでみる

「"いつか"英語を使った仕事がしたい」という思いで、英語学習をしている人もいるのではないでしょうか。それならばいっそ、"いつか"でなはく"今から"英語を使った仕事をしてみませんか。手軽に実践できることで言えば、『仕事の調べ物を英語でしてみる』『リサーチ対象を海外にまで広げてみる』といったことがあります。

また、思い切って『英語を使う部署への異動願いを出す』『転職を検討してみる』というのも1つの手です。とはいえ、みなさんの中には「まだ仕事で通用するほどの英語力ではない」という人もいるでしょう。

しかし、「仕事で英語を使いたい」という気持ちがあるのであれば、実際に英語で仕事をしながらそこで必要な英語を覚えていくのが一番の近道でもあります。今はまだ目標とする英語力ではなかったとしても、できることから少しずつ英語の仕事に挑戦し、ステップアップすることを狙っていきましょう。