英字新聞を読んでおけば、英語を母国語とした国の生の情報が入手できるため、New York Times やWashington Post ，The Times やThe Guardian など、英語の新聞を読みたい人も多いのでないでしょうか。今回は、英字新聞を読みこなすためのポイントを3つご紹介します。ビジネスのためや教養のため、英字新聞を読みたい！という方は、ぜひ参考にしてください。

ポイント1：「ボキャビル」はやはり必要

英文新聞を読む際には、やはり「ボキャビル（語彙力）」は必要となります。読むたびに単語一つ一つを辞書で調べるのは、手間や時間がかかってしまい、現実的ではありません。SLAの観点からストレスなく読むには、英文に登場する語彙の95％くらいを知っているのが望ましいと言われています。目安としては7,000～10,000語のレベルが必要で、これは超難関大学の入試の単語をカバーできる程度のレベルで、英検でいえば準1級～1級、TOEICでは800点後半レベルに相当します。

はじめのうちは英字新聞で出てくる多くの単語を調べながら語彙力をアップさせていくので、急激に英字新聞が読めるようになるわけではありませんが、徐々にニュースのトピックと関係のある単語の知識が増えることで、理解できる新聞の内容も加速度的に増えていくでしょう。

ポイント2：「背景知識」の重要性

二つ目のポイントは、背景知識を身につけることです。英字新聞などでアメリカの記事を読むためには、アメリカの政治や経済などについて知っておく必要があります。独学では「教科書的な知識のみ」の学習に終始してしまいがちになってしまいますが、それだけでは「現在」アメリカで起きていることや、アメリカ国民の視点を学ぶことができません。そこで、英会話スクールなどで外国人講師と対話することが効果的です。外国人と英語でニュースについての会話をし、「背景知識」を身につけることで、驚くほど英字新聞の内容が分かるようになることでしょう。

ポイント3：「対話」があなたを世界のエリートに！

欧米では、時事ニュースについて話し合うのが一般的なので、海外出張や海外のクライアントが来たときに備え、日頃から英語で対話することに慣れておくのがとても大切です。マンツーマンレッスン形式の英会話スクールを活用すれば、経験豊かな講師がサポートしてくれるので、気になるトピックについて深く話すことができます。そうすることで、語彙や背景知識もより効果的に身につけることができ、正のフィードバックを形成でき、ビジネスエリートへの第一歩を踏み出すことにつながることでしょう。

グローバル化する社会で「一人前」となるには

グローバル化する社会の中で一人前になるにはどうすればよいのでしょうか。グローバル社会で一人前となるには、英語力・英会話力はもちろんのこと、海外で共有される話題についての知識と自分の考えも必要となります。さらに、日本について説明する能力も求められます。英会話スクールの講師は日本人英語学習者の特徴だけでなく、日本文化も知っていることが多いので、英会話スクールを活用して世界に通用するかどうかの腕試しをしましょう！

まとめ

いかがでしたでしょうか。英字新聞を読む際には、語彙力や背景知識を身につけ、新聞で読んだことについて外国人と会話する対話力を身につけることがとても大切です。英字新聞を読む力をしっかりと身につけ、仕入れた情報について英語で対話や議論することで、グローバル化に対応できる人材として評価されることにつながります。ぜひグローバル化する社会で「一人前」となれるよう頑張ってみて下さい。