英語を勉強している人の中には、「英語を使える職種に転職したい」とか「将来は海外で働きたい」と思う人は多いもの。しかし、ビジネスで使える英語を身につけるために、具体的に何をするべきかが分からず悩む人もいるでしょう。
そこで今回は、ビジネス英語で求められることやビジネス英語習得のためのポイントなどを詳しく解説。ビジネス英語を身につけキャリアアップしたいと考える人は、ぜひ参考にしてください。
仕事で英語を使うのであれば必須であるビジネス英語のスキルですが、そもそもどういう能力が求められているのかについて知らない人もいるでしょう。
前提として覚えておきたいのが、仕事をスムーズに進めるためには相手と良い関係を構築する必要があるという点です。
どのようなビジネスシーンにおいても、不快感のある相手と仕事をしたいと思う人はいません。したがって、英語を仕事で使う場合は、スラングやフランクすぎる表現は避け、TPOを意識した言い回しをすることを心がけるべきです。
また多くの場合、ビジネスにおいてはスピード感が重視されます。日常英会話では多少回りくどい表現や冗長的な表現が許されるかもしれませんが、時間に限りのある商談やミーティングなどにおいては、的確に意思・意図を伝えることが重要です。
さらに、内容を確認できるはずの文章で語彙や文法などのミスをすることも、ビジネスにおいては許されない場合が多いでしょう。
相手との関係性を意識したコミュニケーションを取りながら、正確に意思や情報を伝えられる英語力がビジネスシーンにおいては必要なのです。
ビジネスシーンで使うという性質上、日常英会話とは違う部分も多いビジネス英語。具体的にどのようにして習得すれば良いのか、よく分からないという人もいるでしょう。
そこでここからは、ビジネス英語習得のための4つのポイントを解説していきます。
まず、ビジネス英語に限らず英語学習をする上で必要となるのが、明確な目標を定めることです。
自分がどうなりたいのか、どれくらいのレベルの英語力を身につけたいのかなどが曖昧なままだと、計画を立てたり教材を選んだりすることができません。
例えば、「ミーティングで質問できるようになる」とか「TOEIC900点を取得し海外赴任の公募に挑戦する」など、明確な目標を立てることで学習の筋道をきちんと立てることができるでしょう。
英語学習をする上で目標を立てることは重要ですが、その目標が自分の今のレベルと乖離しすぎている場合、挫折してしまう可能性が高くなります。
したがって、適切な目標を立て学習を継続しやすくするためにも、現在の英語習得状況は正確に把握しなければなりません。
一度試しにTOEICを受けてみる、スクールなどでレベルチェックテストをしてもらうなどして、できるだけ客観的に自分の英語スキルを判断することをおすすめします。
英語は、ただ闇雲に毎日勉強すれば習得できるという訳ではありません。限りのある時間の中で効率良くスキルアップするためには、綿密な学習計画を立てることは不可欠です。
現在のレベルから目標までの道のりを正しく把握し、何をどれくらいする必要があるのかをピックアップしていきましょう。
それらのタスクを元に日々のスケジュールを決めれば、効率良くスキルアップすることが可能となります。
ビジネス英語の習得方法には、大きく分けて「独学」か「スクールで学ぶ」かの2種類があります。どちらにすべきか悩んでしまう人は多いかもしれませんが、それぞれの目的や目標によって適切な勉強法は変わるもの。
例えば、主にビジネスメールや英字の書物を読むスキルを上げたいという場合、個人で単語学習をしたり関連分野の書類を読み込んだりすれば良いため、独学でもスキルアップが望めるかもしれません。
しかし、ネイティブの同僚や取引先に通じる英語を話したいとか、会議で説得力のある話し方をしたいなどという場合、独学でコツを得たり練習したりすることは簡単ではないでしょう。
自分の目的や目標をよく理解した上で、より適した方法で学習をすることも効率よくビジネス英語を習得する際のポイントとなります。
日常英会話と異なる部分が多く、興味はあるもののなかなか始められない人も多いビジネス英語。
しかし、ビジネス英語に求められることを理解した上で適切な目標や学習計画を立てれば、徐々に仕事で使える英語力を身につけることができます。
自分の目標や目的に応じて適切な勉強法を選び、キャリアアップやキャリアチェンジにつながる英語力の習得を目指しましょう。
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