私たちは学生時代に『英語』を勉強してきました。しかし、いざ英語を使って海外の方とコミュニケーションをとろうと思っても、なかなか上手くいかないという人も多いのではないでしょうか。
その原因は、『英会話』の勉強量が足りないことにあります。英語と英会話は同じもののように感じますが、この2つには大きな違いがあります。そこで今回は、『英語』と『英会話』の違い、また、ネイティブと話せるようになるための学習法をご紹介します。
『英語』とは、文法学習や長文読解など、「読み・書き」を中心としたものを指します。学生時代の定期試験や大学受験などで必死に勉強してきたものがこの『英語』にあたります。
一方、『英会話』とは、英語学習で学んだ知識を使って相手とコミュニケーションをとることを指します。そのため、英語で「聞く・話す」力が重視されます。英会話を苦手とする私たちに足りていないのは、この「聞く・話す」ための学習だったのです。
英会話を集中して学ぶことで得られるメリットを確認してみましょう。
英会話をするためには、まず相手の英語を「聞く」力を身につける必要があります。英語特有の発音ルールやリズムを習得し、繰り返し英語を聞くことでリスニング力は磨かれていきます。
次に、相手の発言に応えるために英語で「話す」力も鍛えなければなりません。リスニング学習で身につけた英語の発音や暗唱した英語のフレーズなどを声に出すといった練習を積み重ねることで、スピーキング力も向上していきます。その結果、臆することなく自信を持ってネイティブと英語で話せるようになるのです。
英会話の学習を始めようと決めたとき、最初にぶつかるのが『独学』か『英会話スクール』のどちらで学ぶのかという問題です。そこで、ここからは『独学』と『英会話スクール』のメリットとデメリットをお伝えしていきます。それぞれを比較しながら、自分に合った学習法を見つけましょう。
独学のメリットは、時間や場所にとらわれずに学習できることです。いつでもどこでも学習できるということは、仕事で忙しい社会人にとってはかなり魅力的です。教材を選ぶときも、自身の興味や関心のある内容から選択することができます。また、英語学習にかける費用も自由ですので、コストを抑えることもできます。
一方、独学のデメリットはその"自由さ"です。学習時間や場所が決まっていないため、やる気が出ないときには気軽に学習を中断できてしまいます。気がつくと「しばらく学習から遠ざかってしまっていた」ということにもなりがちです。
指導してくれる人がいないため、学習プランの作成や教材選び、分からない問題の解決、学習状況やその成果の把握などを全て自身でこなしていく必要があります。独学を成功させるためには、モチベーションの維持も含めた、セルフマネジメント力が問われます。
英会話スクールに通うメリットは、英会話学習に集中できる環境が整っていることです。スクールでは英語力診断が行われ、自分に合ったレベルから無理なく学習をスタートすることができます。また、教材やカリキュラムは用意されていますし、分からないときは講師に質問することができますので安心して効率良く学習を進めることができます。
講師を相手として実際に"英会話"ができますので、レッスンのたびに英会話の経験値が上がっていきます。さらに、スタッフとの定期的な面談を通して英会話の目標を再確認することができ、そのことがモチベーションの維持にも繋がります。
一方、英会話スクールのデメリットはコストがかかることです。「費用はかかるけど学習環境が整ったスクールで効率良く学ぶ」か「費用を抑えるためにコツコツ独学する」か、最大の悩みどころとも言えるでしょう。しかし、レッスン料金は分割での支払いも可能です。費用が気になる人は一度スクールに相談してみてください。
そして、スクールで学ぶもう1つの問題点は、通学しなければいけないことです。通学のためには、スクールに通うための時間も確保する必要があります。ところが、最近では自身の都合に合わせてスクール通いかオンライン受講かを選べるところもありますので、スクールに確認してみると良いでしょう。
いかがでしたか。海外の人と話せるようになるためには、英語での「読み・書き」の学習に加えて、「聞く・話す」ための『英会話』の学習を徹底的に行なわなければなりません。『英会話』の学習手段には、独学かスクールで学ぶかの2つの選択肢があります。英会話スクールの多くでは無料体験レッスンを実施していますので、独学かスクールに迷ったときは、一人で悩まずに気軽にスクールを訪れてみてください。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、英会話で必須となる発音について、英会話のスキルと併せて身につけることができる「発音×英会話コース」をご用意しています。
ネイティブ相手に通じる英会話力を伸ばしたいという方は、ぜひ一度資料請求や自宅で受けられる無料体験レッスンをお申し込みください。
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