何事も上達するスピードは人それぞれ異なります。しかし、早く上達する人は『コツ』を押さえて集中的に取り組んでいます。
英会話も同じです。上達する人は、上手な工夫と努力を重ねて英会話力を身につけていっているのです。そこで今回は、英会話が上達する人としない人の違い、また、英会話学習のコツをご紹介していきます。
英会話が上達する人としない人の違いを見ていきましょう。
英会話が上達する人は、スケジュールの中に「英会話学習」の時間を組み込んでいます。そのため、何か用事を入れるときも、「英会話学習」の時間を考慮して予定を立てています。一方、上達しない人は「時間のあるとき」に学習するという人が多いようです。そのため、プライベートの用事などが優先されて英語学習が滞ってしまいがちです。
英語を「話す」「聞く」ためには発音の基礎を身につけておくことも重要です。英会話が上達する人は発音の重要性を理解し、学習のはじめの段階で正しい発音の習得に力を入れています。
一方、上達しない人は発音学習を後回しにしてしまいがちで、「聞き取れない」「上手く伝わらない」と悩むことも少なくありません。
英会話は"学ぶ"だけでは力はつきません。"実践"し、修正しながら身につけていくものです。英会話が上達する人は、学んだ英単語や英文法を使って実際に『英会話』に挑戦しています。
一方、上達しない人は英会話の実践をあまりできていない方が多いです。
英会話上達のコツを7つお教えします。
まずは自身の英語レベルを知りましょう。英語力を測る手段としては、問題集を解く、英語試験を受験するなどがあります。英語の苦手ポイントを見つけて、それを補うための英語学習をしていきましょう。
「これぐらいなら知っている」「もっと英語の表現を覚えたい」という気持ちから、少し背伸びしたレベルの学習に取り組む人がいます。しかし、どれだけ多くの英語を知っていたとしても、その英語を「聞ける」「話せる」状態になっていなければ英会話では役立ちません。まずは簡単だと思えるレベルの学習から取り組み、「聞ける」「話せる」英語を着実に増やしていきましょう。
英語は学習した分だけ力がつきますが、やらなければすぐに忘れてしまいます。学習した内容を定着させるためにも毎日学習することが大切です。日々の気分や状況次第で学習するかどうかを決定するのではなく、「平日の帰宅後」「休日の午前中」などといったように予め英語学習時間を確保しておきましょう。
数か月の学習で英会話力を今より伸ばすことはできても、仕事で使うような専門性の高い会話ができるレベルや、ネイティブレベルにまで達することはできません。
英会話の習得には誰しも年単位の期間を要します。長期間にも及ぶ英会話学習の中では、英語力の伸びを実感できるときもあればそうでないときもあります。しかし、継続は必ず力になります。焦らずにじっくりと英語力を育てていきましょう。
知っている単語が多ければ多いほど、英語で理解し表現できる内容も増えていきます。そのためにも語彙力の強化は欠かせません。実際の英会話のシーンを想像し、英単語を「聞いて理解できる」「声に出して発音できる」ようにしておきましょう。
英語の長文に苦手意識を持っている人もいるでしょう。しかし、興味・関心を持っていることに関しては元々知識があるため、知らない英語があっても文章の大まかな内容を把握できたりするものです。
また、「〇〇は英語でこう言うのか」といった発見があったりもします。英会話では、お互いのことを知るために趣味について話す機会も少なくありません。趣味に関する英語を読み、英語と趣味の知識を同時に深めましょう。
英会話力を伸ばすためには、実際にスピーキングをするのが一番です。英会話カフェや英会話サークルなどを訪れて、積極的に英語で話しかけてみましょう。
また、スピーキングの場として、英会話スクールを活用するのもおすすめです。英語のプロがみなさんの英語をチェックしてくれますので、スピーキング力も着実に磨かれていきます。
みなさんの英語学習スタイルは、英会話が上達する人としない人のどちらでしたか。もし、後者であったなら、今すぐに学習法を変える必要があります。今回ご紹介した内容を参考に学習をすすめて、「海外企業と英語で打ち合わせができる」「海外の友だちと英会話で楽しめる」といった"憧れ"を『現実』のものにしましょう。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）では、英語力とともに英会話で必須の発音を学べる「発音×英会話コース」をご用意しています。
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