英語を勉強している方のなかには、「もう何年も英語を勉強しているのになかなか英語が伸びない」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、英語が伸びる人と伸びない人の違いを見るために、英語の上達が早い人の特徴を4つ挙げたいと思います。
英語の上達には、学習時間の確保が大切になります。同じ期間英語の学習をしている方でも、毎日30分継続して学習ができている方と1週間に一度30分学習をしている方では、結果には大きな差が生まれるでしょう。とはいえ、ただ学習時間や量を多くこなせばいい、という訳ではありません。
たとえば、リスニングの際にただ英語を聞き流すだけではなく、音声の内容をしっかりと理解したうえでディクテーションやシャドーイングなどの効果的なトレーニングを行っていれば、リスニング能力の伸び方は変わってくるでしょう。リーディングではただ漠然と英語を読むだけではなく、精読をして単語の意味や文構造を理解することが大切です。
英語を伸ばすためには、質の高い学習量を確保することが大切になります。
英語と日本語の音には大きな違いがあり、英語には日本語には存在しない音が多くあります。
英語の音を聞いて脳内で正しく処理するためには、英語の発音方法を理解している必要があります。自身で正しく発音できない単語は聞き取ることができません。そのため、英語の発音をしっかり学ぶことで、会話の流暢さだけでなく、リスニングスキルも向上するのです。
発音の学習は後回しにしてしまう方も少なくありませんが、軽視しないようにしましょう。
英語の上達には、基礎となる文法の理解がはずせません。文法は言語の根本的なルールです。基礎の文法知識のインプットが済んでいる方は英語の基盤が出来ている状態ですので、その後の伸びが早いです。
基礎文法が身についていない状態で、いきなり英字新聞を読んだり、とにかく英語を聞き流していても、高い学習効果は得られないでしょう。「学生時代英語が苦手だった」「中学で習った英語を忘れてしまっている」という方は、まずは中学英語からしっかり復習することをおすすめします。中学校で習う英語には、英語の基礎の大事な知識がたくさん詰まっています。
いくらインプットをたくさん行なっても、インプットした英語の知識をアウトプットする機会がなければ、「使える英語」を身につけることは難しいでしょう。日本人の英語学習はインプット中心になりがちで、アウトプットの機会が不足しているケースが多いです。
読んだり聴いたりするインプットに加えて、書いたり話したりするなど、インプットした英語知識を実際に使う機会をつくることが大切です。アウトプットすることで、自身のインプットに不足している文法や語彙知識などの認識にも繋がります。
上述のとおり、インプット学習とアウトプット学習には相乗効果があります。インプット学習とアウトプット学習を上手に取り入れることが、効果が出やすい理想的な英語学習のスタイルです。
いかがでしたでしょうか。今回は、英語が伸びる人と伸びない人の違いについてご紹介しました。英語力が伸びる人は、発音や文法の基礎知識を早い段階でおさえています。また、インプットした知識をしっかりアウトプットすることで、学習効果を高めていることが大きな特徴です。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、日本語も話せるネイティブ講師とスクールカウンセラーが二人三脚となって、一人一人の課題に応じた最適なトレーニング方法をご提案させていただきます。また、英語を発音する際の正しい口の形と舌の位置を理解し、スピーキングの自信をつけるうえでも大変有効な英語発音矯正スクールの「ハミングバード」も展開しています。
英語を思い通りに話せるようになれば、世界は大きく広がります。興味がある方はぜひ一度RSLCの無料体験レッスンにお越しください!