日本の英語教育でスピーキングやライティングのアウトプットスキルがより一層重要視され始め、2016年から英検2級の試験にもライティングセクションが追加されました。英語ライティングは今後ますます重要なスキルとなってくるでしょう。

英語ライティングを上達させたいと考えている方には、スクールに通うことをおすすめします。今回は、英語ライティングの上達を目指すなら、独学よりもスクールがおすすめな理由についてお話ししていきたいと思います。

英語を独学で学ぶデメリットとは？

英語学習を独学で行うことのメリットは費用が抑えられることですが、デメリットもあります。

自分の実力が分からなくなりやすい

独学のデメリットの一つとして、自分の英語力がどれだけ伸びているのかわかりにくいということが挙げられます。

力がどれだけ伸びているのかということが分からなければ、自分が行っている勉強法が効果的なものなのかも見極めることができません。さらに、自分の英語力が伸びているのかが分からないと、モチベーションの維持も難しくなりがちです。

間違った勉強法を選んでしまうことがある

独学では間違った勉強法や効率の悪い勉強法を選んでしまうということもありえます。

せっかく時間を使って英語を勉強しても、正しい勉強法で学習を行えていないと、英語はなかなか上達しないためもったいないです。

英語を効率よく伸ばすには、自分のレベルや目的をしっかりと見極めて、正しい勉強法を正しいタイミングで行う必要がありますが、英語学習経験が長い学習者の方でも、正しい判断をするのは難しい場合もあります。

実践の機会が少ない

独学では教材などを読んだり聞いたりすることで、インプット学習を行うことはできますが、英語ネイティブと話して会話の練習をする機会は少ないという方がほとんどではないでしょうか。

外国人の友達と文通や会話を行うことができたとしても、相手からフィードバックを受けて「どこが良くできていてどこが間違っているのか」「さらに良くするにはどこをどう変えたらよいのか」まで詳しく指導してくれる人はそういないでしょう。例えいたとしても、日本語講師ではない日本人の私たちが日本語の文法を正しく教えるのが容易ではないように、英語ネイティブであっても正しい英語を的確に指導できる素人はほぼいません。

英語ライティングを上達させるならスクールがおすすめな3つの理由

英語ライティングを上達させるためには、スクールに通うのをおすすめする理由を3つ説明していきたいと思います。

詳細なフィードバックをもらえる

自分が学んだ英語をプロの英語講師を目の前にして、実際に英語を使ってみることができるのが、スクールに通う最大のメリットです。プロ講師に自分の英語を添削してもらうことで、独学だけでは知り得なかった発見をたくさんすることが可能です。

講師にしてもらったアドバイスを自分の英語にどんどん取り入れていくことで、うなぎのぼりに英語ライティングを上達させることができます。プロの英語講師は「どこが間違っているのか」だけでなく「どうして間違っているのか」まで詳細に教えてくれるので、その場で添削してもらって終わりではなく、レッスンの中で習ったことを以降のライティングで応用させる力がつくのです。

モチベーションを維持しやすい

スクールでは英語力が伸びているかを判断してくれるだけでなく、英語学習の進捗を把握し、何が足りないかを講師が的確に判断したうえで「さらに英語ライティングを伸ばすためにはどうしたら良いか」を教えてくれます。今後の学習に向けての課題を見つけてもらうことができるため、学習効率も高まり独学よりも英語学習に対するモチベーションを維持しやすくなります。

学習のペースをつかみやすい

ライティングに限らず、英語の上達には計画的な学習を行うことが大切です。特に、具体的な目標や目標達成の期限が決まっている場合は、それに合わせて学習のスケジューリングを行うべきです。

スクールに通うことで、1日にどれだけ英文を書けばよいのか講師からアドバイスを受けることができます。講師と決めたスケジュールに沿って、毎回レッスンのある日に向けて日々の自宅学習を進めていくため、独学で行うよりも学習のペースをつかみやすくなります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、英語ライティングの上達を目指すなら、独学よりもスクールがおすすめな理由についてご紹介しました。
スクールの授業では、自分の目的やレベルに合った学習効率の高い勉強法で指導を受けることができるため、英語力をぐんぐんと伸ばすことができます。特にライティングは、ネイティブ講師から添削を受けることをなくしては力を伸ばすのが難しい分野です。英語ライティングを上達させたい方は、スクールに通うことを検討してみてはいかがでしょうか。