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【TOEIC対策シリーズ】PART2の攻略テクニック&トレーニング法

【TOEIC対策シリーズ】PART2の攻略テクニック&トレーニング法

TOEICテストのPART2は、25問の短い質問文と応答文から成り、リスニングパート100題のうち25%を占めます。PART1と比べると一気に問題のボリュームが増えて大変そうに見えますが、実はPART2はスコアを伸ばしやすいパートでもあるのです。今回は、PART2で確実に正答率を高める方法をご紹介いたします。

PART2の概要

PART2は短い英文を聞き、その応答として最もふさわしいものを選ぶという3択形式の問題です。例えば次のような感じです。

Q.Where is the vending machine?(自動販売機はどこにありますか。)

1.That machine is not mine.(あの機械は私のものではありません。)
2.Yes, I will.(はい、そうします。)
3.It's on the first floor.(1階にあります。)

このように比較的短い質問・応答文が25問続きます。

質問文・応答文ともに全く問題冊子には印刷されていないので、難しく感じるかもしれません。しかし、質問の大半は5W1H(When、Where、Who、What、Why、How)の疑問詞で始まる疑問文なので、質問文中にある単語の意味が分からなくても、疑問詞さえ聞き取れていれば正答率はかなり上がります。

加えて、PART2はTOEICの全パートで唯一の3択問題です。少しの集中力で正答率アップが可能であることから、英語力に自信がない人ほど伸びが期待できます。

高スコアを取るためのテクニック

少しのコツで英語力が低い方でも全問正解を目指せるPART2ですが、正答率を高めるためにはどのようなタイプの問題文が読み上げられるのかをインプットしておくことが大切です。以下の5タイプの質問文を抑えておくことで、高スコアを狙える可能性が高まります。

  1. 疑問詞で始まる疑問文
  2. Yes/Noで答えられる疑問文
  3. 許可・提案・依頼の疑問文
  4. 平叙文
  5. 否定疑問文

1.疑問詞で始まる疑問文

先ほど紹介した5W1H(When、Where、Who、What、Why、How)を使った疑問文以外にも
  • Whose ~?:~は誰のものですか?
  • How often ~?:どれくらいの頻度で~しますか?
  • How long ~?:どれくらいの間~ですか?

など、具体的に場所や時間などを聞く疑問文の場合もあります。その場合には、時間や人物・場所といった情報がしっかりと含まれているものを選びます。しかし、問題によっては、"I'm not sure."(よくわかりません)のようにはぐらかされるケースもあるということは、頭の片隅に置いておきましょう。

2.Yes/Noで答えられる疑問文

PART2では、疑問詞を伴わない疑問文も出てきます。その代表的な例が

  • Do you know ~?(あなたは~を知っていますか。)
  • Does he have ~?(彼は~を持っていますか。)

のように、必ず応答に YesかNoが含まれるような疑問文です。こちらも比較的簡単に正答を選ぶことができます。

3.許可・提案・依頼の疑問文

PART2では、質問以外の意味を持つ疑問文も出題されます。例えば

  • Can I ~?(~してもいいですか。:許可)
  • Shall we ~?(~しませんか。:提案)
  • Could you ~?(~してもらえませんか。:依頼)

などの疑問文のことです。一見Yes/Noで答える疑問文にも見えますが、こちらは応答パターンがかなり決まっていて

  • 肯定の場合:Sure, no problem.(もちろん、問題ありません。)
  • 否定の場合:I'm afraid but I can't.(申し訳ありませんが、できません。)

のような応答パターンが一般的です。

4.平叙文

PART2で読み上げられるのは疑問文ばかりではありません。平叙文、つまり普通の文章が読み上げられることもしばしばあります。次の例を見てください。

Q.I will get promoted from next April.(4月から昇進することになりました。)

A.Congratulations!(おめでとうございます!)

これがもう少し難易度が上がると次のような問題も出てきます。

Q.Mariko announced that she's retiring in April. (マリコは4月で退職すると言いました。)

A.Right, she's been here twenty-five years.(そうですね、彼女はもう25年ここで働いていますからね。)

出典:一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会

このように質問が平叙文だった場合、応答のバリエーションが増えます。つまり、疑問文の時ほど、応答がパターン化されておらず、予測しにくいため、十分にトレーニングをする必要があります。

5.否定疑問文

英語学習者の方の中には、否定疑問文を苦手とする方も多いのではないでしょうか。



Don't you like spicy food?(辛い食べ物は好きじゃないの?)

という質問があって「うん、好きじゃないんだ」と言いたいとき、日本語の「うん」につられて"Yes"を連想してしまいがちです。

ところが、英語では内容が否定(=好きじゃない)と言いたければ"No"で、内容が肯定(=好きだ)と言いたければ"Yes"を使います。この原則をしっかりと頭に叩き込み、混乱してしまわないようにする必要があります。

スコアアップに効果のあるトレーニング方法

PART2は1問あたりの読み上げ時間・解答時間も短いため、即座に判断する必要があります。そのため、どんどん問題数をこなしてパターンを体になじませていくと効果的です。PART2の問題形式を多く取り扱っている問題集などを繰り返し行う勉強法が効果的です。

なお、テストで読み上げられる英文が全く聞き取れないという方は、まずリスニングスキルを鍛える必要があります。リスニングスキルを上げるにはシャドーイングが効果的なので、音声CDが付いていたり、音声ファイルをダウンロードできたりする問題集などを使い、シャドーイングを行いましょう。

また、独学でTOEIC対策を進めるのに不安がある方は、英会話スクールのTOEIC対策講座などを活用するのもおすすめです。TOEIC対策講座では、英語指導経験の豊富な講師が、苦手なPARTやスコアアップに必要なスキルを見極め、ひとりひとり個別に必要なトレーニングを行うため、自分だけで対策をするよりも効率的に学習をすすめることができ、短期間でのスコアアップが期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。PART2のリスニングについては、比較的問題文も短く、他パートでは4つある解答の選択肢も3つしかありません。そのため、英語がまだまだ苦手な方でも集中しやすく解きやすいパートです。パート別の問題集などを活用して、問題のパターンを覚えこみ、シャドーイングによってパートにとらわれないリスニングスキルを身につけましょう。

なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、TOEICテスト対策と同時にベースになる英語力向上を組み合わせたTOEIC対策コースが用意されており、オリジナルの復習システムによって、効率よく英語学習をすることができます。

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