英語学習をしている方やこれから始めようと思っている方の中には、身につけた英語スキルを仕事に活かしたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかし、英語スキルを仕事で活かしたいと思っていても、「自分の英語力で仕事ができるか不安」「どういう仕事があるのか分からない」という声も少なくありません。
そこで、今回はTOEIC®スコア500点以上の英語が求められる仕事について、仕事内容や年収など詳しく解説していきます。
仕事で英語を活かしたい方や、TOEIC®スコアはそこまで高くないけれど英語を使って仕事をしたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
英語を活かせる仕事といっても、職種や仕事内容によって求められる英語力は異なります。今回はTOEIC500点以上の英語力を求められる仕事をご紹介します。
入国審査官とは、日本を訪れる外国人の出入国審査や、日本に在留している外国人の在留資格審査などを行う国家公務員で、日本の安全と国民生活を守りつつ国際交流の円滑な発展に貢献する職業です。
また、平均年収は600万円～700万円くらいの水準ですが、キャリアを積み、昇進することで年収1,000万円以上にもなる職業です。
入国審査官になるためには、人事院が主催する国家公務員採用一般職試験を受験して最終合格した後、各地方出入国在留管理局の面接を経て、出入国在留管理庁職員として採用される必要があります。また、最初から入国審査官として働けるわけではなく、法務事務官として実務経験を積んだ後、入国審査官になることができます。
なお、外国人の方とやり取りをする職業のため、TOEICの高いスコアを求められると思われがちですが、採用の際にはTOEICのスコアによる制限などはありません。一般的に英語力の目安としては、TOEIC500点以上必要だと言われています。
入国審査官は、語学系の研修が充実しているため、入国審査官になってから英語力を高めることもできますが、実務でも十分に活用できることや、面接の際のアピールポイントともなることを考えると、事前にある程度TOEICのスコアを取っておくことをおすすめします。
ITエンジニアとは、情報技術（Information Technology）を使ってソフトウェアや情報システムなどの設計、開発や運用をする技術者のことです。ITエンジニアになるための資格などは特にありません。
ITエンジニアは、会社に所属して働くのか、フリーランスとして働くのかなど様々な働き方を選択しやすい職種だというのも、魅力のひとつです。年収は働き方などによっても変わってきますが、平均年収は600万程度と言われており、年収は比較的高い職業です。
また、英語力がなくてもITエンジニアになることはできますが、技術的な最新情報は英語で発信されていることが多く、効率的な情報収集に役立てることができたり、海外進出を視野に入れている会社へのアピールポイントになったりするため、TOEIC500点以上や日常会話レベルの英語力を身につけるのがいいでしょう。
接客スタッフは、飲食店やアパレル、小売店などでお客様とコミュニケーションをとりながら、商品販売を行う職業です。接客スタッフになるためにTOEICのスコアは必須ではありませんが、観光地や繁華街など、外国人のお客様が多く訪れる場所にあるお店であれば、日常会話ができると言われる500点以上のスコアを持っていると良いでしょう。
平均年収は300万円前後といわれており、全体の平均年収よりも低い水準とはなっていますが、目の前にいるお客様の役に立つことができることに、やりがいを感じている人も少なくありません。
いかがでしたでしょうか。今回はTOEIC500点以上の英語が求められる仕事を3つピックアップしてご紹介しました。今は英語力に自信がない方でも、英語を活かせる仕事はたくさんあるので、自分がどういう仕事で英語を活かしたいかを考えて、英語力アップを目指してみてください。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター（RSLC）では、TOEIC対策のコースが用意されており、初めてTOEICにチャレンジする人でも、無理なく英語力を身につけられるカリキュラムになっています。
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