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シャイな日本人でも必ずできる3つの英会話習得メソッド

シャイな日本人でも必ずできる3つの英会話習得メソッド

「英語を話せるようになりたい!」と意を決して、英会話スクールに通いだしてはみたものの、いざフリートークとなると何を話していいのか分からず、先生の言っていることをただ聞くだけになってしまった、という経験はありませんか?その結果、長続きせず「自分に英会話は向いていない」とあきらめてしまう。

でもこれ、実はトレーニングのやり方次第で、ちゃんと英会話ができるようになるのです。どうしても英語を話せるようになりたい!というみなさんに、今回は"シャイな日本人でも必ずできる"効率の良い英会話習得のためのメソッドをご紹介します。

カランメソッド:4分の1の時間で英語を習得!

カランメソッドはイギリス発祥のダイレクトメソッド(直接教授法)です。ダイレクトメソッドは簡単に言えば、英語を母国語を一切使わず英語で学ぶということ。子どもが成長と共に言語を習得していく過程と同じような形で、言語力を身に着けていくという方法です。

"English in quarter time." (4分の1の時間で英語を習得)が合言葉です。

カランメソッドの特徴

カランメソッドの特徴をご紹介しましょう。

  • 応答は全てフルセンテンスで行う
  • 講師は倍速で話す
  • 応答にとまどっていたら、講師が答えを言ってしまう

特徴その1:応答は全てフルセンテンスで行う

カランメソッドは、以下のステップを繰り返し行うトレーニング法です。

  1. 新出単語の発音練習
  2. 新出単語を使った例文を聞く
  3. 講師が例文に関する質問をする
  4. 生徒が応答する

このとき、4のステップでは全て決められた答えをフルセンテンスで返さなくてはいけません。

例えば、以下のような応答があったとします。

講師:What's this ?
生徒:It's a yellow pen.

フルセンテンスで答えなければならないため、一部省略して(=「yellow pen」など)答えたり、文法上合っていても見た目と異なる答え(=「It's a red pen.」など)で答えたりしてはいけません。かなり暗記に近いような部分もありますが、カランメソッドでは全て決められた答えをしっかり返すという特徴があります。

特徴その2:講師は倍速で話す

カランメソッドはStage1からStage12まであり、レッスンが進むにつれてどんどん質問も応答も長くなります。しかし、講師がゆっくり質問してくれることはなく、およそネイティブの倍のスピードで話してきます。

特徴その3:応答にとまどっていたら、講師が答えを言ってしまう

カランメソッドは効率を重要視しています。いつまでもこちらが返答するのを待ってくれる易しいものではありません。2秒ほど黙っていたら、講師が答えを言い始めてしまいますので、生徒は講師の言うことを繰り返すしかありません。

カランメソッドのメリット

「これのどこが英会話なの?」と思う方も多いかもしれません。しかし、カランメソッドには英会話習得に必要な要素が全て含まれていると言われています。

例えば、応答が決まっているというのは一見変に思われがちですが、インプットが得意な日本人にはかえって向いているのです。フリートークで何も話せないよりは、たとえ暗記であっても英語で返事をした、という事実が自信につながります。

また、ネイティブの倍のスピードで話すと、生徒も「何を言っているのだろう」と緊張して、より耳を研ぎ澄ませます。さらに、生徒が返答できないときに、講師の後を追うように真似して答えるというプロセスはまさにシャドーイングそのものです。知らず知らずのうちにカランメソッドではリスニングスキルも鍛えられます。

DMEメソッド:もう少し自由に会話をしたい方向け

DMEメソッドはダイレクトメソッドで、講師の質問と生徒の応答を繰り返す、という点ではカランメソッドとほぼ同じです。ただ、異なる点もあり、簡単に言えばカランメソッドを少しゆるくした感じ、と思ってもらえればいいでしょう。

DMEメソッド独自の学習内容

カランメソッドは決まった答えを暗記して、フルセンテンスで返していくだけでした。DMEメソッドも基本的には同じなのですが、プラスして自由に回答できる質問も用意されています。またコミュニケーションエクササイズと言って、逆に生徒から講師に質問を投げかけることができます。より実践的コミュニケーションを意識したメソッドと言えるでしょう。

さらにユニークなのが、文法学習も授業にプログラムされているという点です。レッスンごとにグラマーエクササイズに取り組むので、文法が苦手な方でもしっかりと学習できます。

DMEメソッドが向いている人

講師が速く英語を話し、フルセンテンスで答えていくトレーニングスタイルなど、カランメソッドと似ているものの、生徒の反応にある程度の自由が許されているのがDMEメソッドです。カランメソッドが少し窮屈に感じてしまう人にはDMEメソッドがおすすめです。

会話の雰囲気を盛り上げる、アクティブリスニング

アクティブリスニングは厳密に言えば、DMEメソッド、カランメソッドのような体系化された学習メソッドではなく、会話の流れをうまく運ぶためのテクニックの名称です。

その名の通り「積極的に相手の言うことを聞くこと」という意味です。人見知り、会話が下手といった方にとっても、コミュニケーションの苦手な自分を変えることができるチャンスかもしれません。

アクティブリスニングで重要な3つのR

アクティブリスニングには3つのRと呼ばれるものがあります。

  • Repeat
  • React
  • Reply

Repeatとは繰り返すこと。「この前ニューヨークに行ってきたんだ」と相手に言われたら、「へえー、ニューヨークに行ってきたんだ!」と返す。ただのオウム返しですが、相手の言うことをしっかり聞いているよ、というアピールになります。

Reactは共感・反応すること。上の例でいえば「へえー」という相槌のことですね。これによって、相手の言うことに興味を持っているよ、というアピールになります。また、相手の感情に対して共感していることを示すのもReactのひとつです。

そして最後に重要なのがReply、つまり返答です。英会話は雰囲気や流れが大切。会話が少しでも長く、面白く続くように「どうだった?」「ニューヨークでは何を食べたの?」など相手が持っている話をどんどん引き出していくような質問やコメントを意味します。

アクティブリスニングはコミュニケーションの基礎

アクティブリスニングはこのように、あくまでも自分はそこまで話しません。3つのRで紹介した、最後のRであるReplyで、相手にもっと話をさせるように会話の流れを持っていくので、会話の主体は相手になります。

これによって相手は「話をたくさん聞いてもらえた」という幸せを感じます。逆に、英会話がまだ苦手な日本人にとっては、相手がたくさん話してくれるので、安心ですね。いわば、日本人とネイティブスピーカーがお互いWin-Winの関係になれる、それがアクティブリスニングです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。英会話のトレーニングについて調べている際に、よく見聞きする3つの有名なメソッドを紹介しました。特に3つ目に紹介したアクティブリスニングは、すぐにでも実践することができることなので、ぜひチャレンジしてみてください。しかしそれだけでは、アウトプット力がなかなか伸びないので、カランメソッドやDMEメソッドのようなダイレクトメソッドを使って英語を話す練習をしてみましょう。

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