「英語の学習を何年もしているけれど、なかなか英語が聴きとれるようにならない。」
「リーディングはできるけど、リスニングはちょっと...。」
このように、リスニングに苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。
今回は、英語リスニングの上達方法について目的別に紹介していきます。
何のためにリスニングを上達させたいのか、まずは目標を決めましょう。
今回は3つの目標を取り上げていきます。
それでは、目的別にリスニング上達方法を説明していきます。
「日常会話」と一言でいっても、そのトピックは多岐にわたります。市販の日常会話集をみて、自分の日常では使わないシチュエーションばかりと感じたことのある方もいるかもしれません。人によって興味関心や職業、年代、環境などは異なるので、話す内容も違ってきます。では、英語で日常会話ができるようになるにはどうすればよいのでしょうか。
まずは、自分が普段何を話しているのかを思い出してみましょう。次に、その内容を英語で言えるか、挑戦してみてください。おそらく、何と言えばよいのかわからない単語や表現があると思います。
今度はその単語や表現を調べて、発音とともに覚えてしまいましょう。聴いたときにわかる状態にするだけでなく、自分でも発音できるようにすると良いですね。
自分が日常会話で使う単語や表現がストックできたら、実際に使用してみます。海外の友達と話してみるのもいいですし、英会話スクールを活用しても良いと思います。
ストックしておいた単語や表現を使って自分から会話をし、相手の返答で聴き取れない部分があれば教えてもらい、その場で意味内容を覚えて聴き取れるようにする。こうして、「聴き取れる単語や表現」を少しずつ増やしていくことで、日常会話をスムーズに理解できるようになっていきます。
仕事で英語を使う上で鍵となるのが、専門用語です。専門用語さえ聴き取れれば、話についていけることも珍しくありません。まずは仕事をする上で必要となる専門用語を英語で何というのか、発音とともにチェックし、覚えることが大切です。
次に、よくあるビジネスシーンで使う表現を覚えて、聴き取れるようになりましょう。電話や会議、交渉等、シチュエーションによって使う表現はだいたい決まっています。市販のテキストやラジオ講座を活用してこのような定型表現を覚え、聴き取れるようになると実際のビジネスシーンでも応用させることができます。
また、グローバル企業で働いていると、英語圏以外の人と英語で仕事をする機会があるかもしれません。ノンネイティブの英語リスニング力をつけるために、TEDでノンネイティブスピーカーのプレゼンを探して聴いてみるのも、学習法の一つです。
まずは好きな映画かTVを用意しましょう。最初は短めの海外ドラマがおすすめです。用意ができたら、以下のステップでリスニング力を上げていきましょう。
話の流れを把握しましょう。既に知っている内容であれば、このステップは飛ばしても構いません。
字幕を英語に切り替え、ひたすら読んでいきましょう。英語字幕は音声に合わせてナチュラルスピードで流れていきます。ついていけるよう、頑張りましょう。全く意味がわからない単語があれば、この時点で調べて覚えてしまいます。
英語字幕を読んで内容が何となくつかめるようになったら、今度はセリフが聴き取れる段階を目指しましょう。俳優の後に続いて、自分で発音してみるのもおすすめです。(シャドーイング)
英語字幕を見ながら音声が聴き取れるようになったら、最後は字幕なしで見てみましょう。
最初よりもだいぶ聴き取れるようになっているのではないでしょうか。
いかがでしょうか。英語学習をする目標が明確になると、その目標への最短ルートも見えてきます。自分の英語学習の目標に合った学習法を取り入れ、リスニング力向上を目指しましょう。
なお、ロゼッタストーン・ラーニングセンター(RSLC)では、受講者のレベルや目的に合わせてレッスン内容をカスタマイズすることができるようになっており、ネイティブ講師とのマンツーマンレッスンによって、自分の目標達成に向けた英語学習を効率よくおこなうことができます。少しでも気になった方は、まず無料体験レッスンにお越しください。